Tourist Trophy

3度目の引越し① 2016/03/10

バンクーバーに来てから早4年。
過去2回の引越しは、よりよい環境を求めて自分たちで選択してきたものでしたが、今回はちょうど1年間の契約も切れるし2年目の更新しないとなぁと思っていたところ、部屋のオーナーが海外からバンクーバーに急遽戻ってくることになったので、一ヶ月後に引越して欲しいという連絡が突然入ってまいりました。
えーー!!この部屋、夏に暑いのと車の音がちょっとうるさい以外は、街の中心部で便利な上、家賃もお手頃とすごく気に入っていたのにー!!
でもそんな文句を言える立場ではないので年末の慌ただしい中、慌ててクレイグスリストをチェック。

ただでさえ物件が少ないこのKerrisdaleの街で、住居兼事務所として使える位の広さがあって、おまけに一ヶ月以内に探さなければいけないという事態に、片っ端からリストに載っている物件に電話をし内見をしに行ったのですが、なかなか条件に合うような物件は見つからず。
まず洗濯機付き物件がほとんどなく、大抵が地下の共同ランドリー。
ここはいい!と思う物件は大抵が予算よりかなりオーバーな上、新築物件ほど部屋自体の造りが狭く物件探しはかなり難航しました。
バンクーバー、東京都内よりも家賃が高いんじゃないかと思います。

そんな中、主人が古〜いアパートに空き部屋の表示が出ているのを発見。
ここはちょっと、、と思いつつもせっかくだから見てみようと説得され内見。
まず、エントランスを入って古い旅館のような独特の匂いと、ところどころ壁が剥がれた狭いエレベーター。この時点でこの物件はありえないと私は確信していたのですが、意外にも部屋自体は全て改装してありとてもキレイ。
古い物件だけあって一つ一つの部屋も広めで、最上階の角部屋ということもあり主人はかなり気に入った様子。
おまけにちょうどその場に他の内見者の方がいて今にも決まってしまいそうだったので、もうここでいいよね!!!って感じであれよあれよと決まってしまいました。。。

私の中で一番譲れなかった洗濯機がなかったのですが、そんなことを言ってる場合でもないか、、と落ち込みつつ地下のランドリーを見せてもらうと薄暗く狭い部屋に洗濯機は1個しかなく、え?これをアパートの住民全員で共用?
あり得ない。
次男は週4でサッカーで雨ともなると全身どろどろで帰って来るのに、順番を待ちつつ洗濯しなきゃいけないのー?

しばらく落ち込んだ後、なんとか洗濯機を自分たちの部屋に置く方法はないものかと考え始め、その後洗濯機についてはいろいろあったので、また記事にできたらしようと思います。

そして怒涛の引越し作業が始まったのですが、続きはその2に書きたいと思います。