Tourist Trophy

バンクーバーのプレスクール 2013/01/30

今回は3歳の長女のプレスクール選びのことについて書きたいと思います。

バンクーバーでは小学校に上がる前の子供はプレスクールと呼ばれる幼稚園のようなものに通います。
主に3歳・4歳児のクラスがありますが、日本のように朝から午後までのクラスというのはほとんどなく、週3~4日それも午前2時間~3時間というのが一般的です。
ちなみに5歳の子どもは小学校の中にキンダーガーデンというクラスがあり、小学生とほとんど同じような時間割で過ごします。


市内にはコミュニティーセンターに併設されているものやショッピングモールの中にあるもの、教育方法もモンテッソーリやフレンチとのバイリンガル教育をおこなっているところなど様々なプレスクールがありどうやって選んで行ったらいいのか最初はとても迷いました。

何といっても午前2時間程度なので、まずは自宅から近いところが楽だと思いネットで探し情報収集。
いくつか探す中で日本人の方が経営されている園も見つけて、英語がまったくわからない娘のためにも、そして私自身も先生ときちんとコミュニケーションがとれたほうがいいだろうと思い悩んだのですが、せっかくカナダに来ているのだから英語のところにいれようという主人の言葉で泣く泣く却下されました。

調べた結果、徒歩で行けるところとバスで5分ほどのところにいくつか良さそうなスクールがあったのでHPから受付用紙をダウンロードして記入し場所の確認も兼ねて直接持っていきました。
ただどのスクールもすぐに入れるわけではなく、まずはウェイティングリストというものに名前を載せてもらい空きが出て順番が来れば連絡が来ることになります。
人気のあるスクールはこどもが生まれてすぐに出さないと3歳の入園に間に合わないということもあるようです。

私たちは3月頃にこのリストに載せてもらい6月に2つのスクールから連絡が来たので見学し、こどもが気に入った方のスクールに申し込むことにしました。


9月から始まる新学期の前に一度家庭訪問があり、子供の家での様子を詳しく聞かれたり園でのルールなどについて説明を受け、長女もわくわくどきどきしている様子が伝わってきました。

始まってみて日本の幼稚園と大きく違うと思ったのは、こちらではこどもが泣かずに自然と親から離れて遊べるようになるまでは、スクールの時間に親がついていなければならないこと。
日本ではどんなに泣き叫んでいようが、先生が笑顔でこどもを抱っこして教室に連れて行き、逆にお母さんがいつまでもいると泣き止まないし私たちに任せてくださいというスタンスだったけれど、こちらではまったく反対で。

スクールに慣れるペースもその子次第で、うちは慣れるまで2週間くらいはかかってしまったけれど、一緒にいることで初めての海外での幼稚園での様子が親にもよくわかり有難かったと思っています。